人の尊厳を重んじ、医の倫理に基づいた
良質な医療の提供に努めます。

院長　兩坂 誠

当クリニックは2008年10月に開院し、以後京都市の血液透析医療に従事して参りました。近年の透析導入年齢の高齢化、高齢透析患者さんの増加に伴い、透析クリニックは、単に血液透析を施行するだけでなく、患者さんそれぞれの日常生活や全身状態により幅広く接点を持ち、生活の質を高めるためのサポートができる体制を整えていくことが重要となってきております。

私は2024年4月から院長として着任いたしましたが、血液透析のみならず、腹膜透析、腎移植といったあらゆる腎代替療法についての臨床経験や、iPS細胞を用いた腎再生医療の基礎研究や製剤設計に携わった経験を生かして、腎不全患者さんの問題点に対して多角的な視点からアプローチすることで解決のお手伝いができればと考えております。

京都のメインストリートのひとつである烏丸通に面しており、地下鉄烏丸御池駅から徒歩3分という当院のアクセスしやすい環境を活かして、お仕事をお持ちの方、旅行者の方、近隣にお住まいでも送迎が必要な方など、幅広い層の患者さんのニーズに応えるべく、アットホームな雰囲気のもと、安心して質の高い透析医療を受けていただけるよう、スタッフ一同尽力して参ります。

見学のご相談、臨時透析のお問い合わせ等、お気軽にご連絡ください。

主な経歴

2009年に北海道大学医学部医学科を卒業後、茅ヶ崎徳洲会総合病院（現湘南藤沢徳洲会病院）にて初期研修を開始。
2011年より東京女子医科大学泌尿器科に入局。
以後、本院での腎移植医療や、関連病院である社会医療法人川島会川島病院での研修にて、総合的な腎不全医療に従事。

その後2015年より京都大学大学院医学研究科博士課程を開始。iPS細胞研究所にて腎臓の臓器再生、慢性腎不全の細胞療法の基礎研究を行い、博士課程修了後は共同研究員として京都大学発のベンチャー企業であるリジェネフロ株式会社にて腎不全に対する細胞療法の製剤開発にも従事。

2022年より特定医療法人桃仁会病院に勤務し、2024年4月より現職に至る

資格

• 日本泌尿器科学会専門医
• 日本透析医学会専門医
• 日本透析医学会VA血管内治療認定医

理念

• 人の尊厳を重んじ、医の倫理に基づいた良質な医療の提供に努めます。

基本方針

• 透析医療を通じて患者さんの生活の質を高めるお手伝いをします。
• 腎臓領域の専門クリニックとして、地域医療や社会に貢献します。
• 職員が働きやすく、誇りを持てる職場環境の維持に努めます。